見落としがちな「小児歯肉炎」のサインと治し方

歯を磨く子ども

こんにちは。大宮デンタルクリニックです。

仕上げ磨きの際にお子さんの虫歯を気にする保護者の方は多いですが、歯茎の状態までしっかり確認している方は少ないかもしれません。実は、小中学生でも「歯肉炎(しにくえん)」になることがあり、お子さんの歯茎のトラブルは決して珍しくありません。
「子どもでも歯周病になるの?」と驚かれるかもしれませんが、早期に正しくケアすれば、きれいに治せます。

そこで今回は、お子さんの歯肉炎のサインとケアのポイントについてお話しします。

お子さんの歯茎にこのようなサインはありませんか?

健康な歯茎は薄いピンク色で引き締まっています。しかし、次のような症状が見られる場合は「小児歯肉炎」の疑いがあります。

  • 歯茎が全体的に赤く腫れている
  • 歯と歯の間の歯茎が丸く腫れている
  • 歯磨きや硬いものを食べたときに出血する
  • 口臭が気になる

歯肉炎の主な原因は、磨き残した歯垢(プラーク)です

歯肉炎の直接の原因は、歯と歯茎の境目にたまった歯垢(プラーク)です。歯垢は食べかすではなく、細菌の塊です。細菌が出す毒素によって、歯茎に炎症が起こります。
「血が出るから」と歯ブラシを当てるのを避けると、歯垢がさらにたまり、症状が悪化することがあります。出血があっても、優しく丁寧に磨き続けましょう。数日から1~2週間ほどで、健康な歯茎に戻っていきます。

歯肉炎を防ぐ!おうちケアと歯科医院のサポート

  • 境目を優しく小刻みに磨く: 歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目にきちんと当て、力を入れずに細かく動かします。
  • デンタルフロスを使う: 歯と歯の間の汚れは、歯ブラシだけでは落とせません。1日1回、就寝前にフロスを使うと効果的です。
  • 小学校高学年までは仕上げ磨きをする: 自分磨きだけでは、どうしても磨き残しが出やすくなります。そのため、小学校高学年頃までは保護者の方も引き続き確認しましょう。

まとめ

子どもの歯肉炎は、正しいブラッシングで十分な改善が期待できます。
当院では、お子さんのお口に合った歯ブラシの選び方や、無理なく続けられる正しい歯磨きや仕上げ磨きのコツをお伝えしています。「歯茎が腫れている気がする」「正しい歯磨きの方法を知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。

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