こんにちは。 大宮デンタルクリニックです。

12月21日は「はんぺんの日」です。
昔から、冬至の日には「ん」の字が2つ以上入った食べ物を食べると運気が上がり、無病息災につながるといわれています。この言い伝えにちなみ、「はんぺんをもっと親しんでもらいたい」という思いから、東京都蒲鉾水産加工業協同組合が記念日として制定しました。

はんぺんは運気が上がる食材としてだけでなく、歯の健康にも良いことをご存じですか？
今回は、歯の健康とはんぺんの関係についてお話しします。

はんぺんは何でできている？

はんぺんは、白身魚をすりつぶしたものに、卵白・山芋・調味料などを混ぜ合わせて作られる魚肉の練り製品です。
蒸したり焼いたりするとふわっとした軽い食感になり、シンプルな味わいでさまざまな料理に使いやすいのが特徴です。

はんぺんに含まれる栄養

はんぺんには、魚由来のたんぱく質が含まれています。身体をつくる材料になるたんぱく質は、歯茎の健康維持にも欠かせない栄養素です。歯茎は約60％がコラーゲンといわれています。このコラーゲンはたんぱく質の一種であることから、たんぱく質はお口の健康にも欠かせない存在といえます。
また、原材料の白身魚にはビタミンB群やミネラルも含まれており、疲労回復や代謝を助ける働きが期待できます。はんぺんは柔らかい食感のため、過度に噛む必要がなく、お口の中の負担を抑えつつ栄養を摂ることができます。
「噛むこと」はもちろん大切ですが、体調不良時や痛みがある時にはやわらかくて栄養がとれる食材を選ぶことも、お口の健康を守るための大事な工夫です。

まとめ

はんぺんの日をきっかけに、はんぺんを食卓に取り入れてみませんか？
やわらかく食べやすいだけでなく、魚由来のたんぱく質もとれるため、お口の中が痛む時や矯正中の方にも取り入れやすい食材です。
お口の状態に合わせた食材選びは、歯と身体の健康を守る第一歩です。
お口のトラブルがある場合や、気になる症状がある方は、ぜひ当院へお気軽にご相談ください。